キルク張替え
尺八のジョイント(継ぎ手)に関して
キルクは収縮性がありジョイントの調整が比較的容易な為、弊社で使用しておりますが長年の使用によりキルクが痩せて緩くなった場合はキルクの張り替えが必要となります。
キルク張り替えに関して
弊社に送って頂ければ有料にて修理を行いますが、お客様ご自身で修理される場合の説明を致します。
1.弊社にて修理をお受けする場合
| 修理料金 | \3,850- | ＋ | 送料 |
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2.お客様ご自身で修理される場合
現在、弊社では天然キルクと人工キルクの2種類を使用しております。
※送料：郵便の場合110円
| 天然キルク 1枚(大小共) | \495- | ＋ | 送料 | ||
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| 人工キルク 1枚(大小共) | \352- | ＋ | 送料 |
キルク張替え手順
画像は人工キルクの張り替えですが天然キルクでも基本は同じです。
| 0. |
キルクが痩せた状態です。 |
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キルクの継ぎ目からカッターやナイフなどで剥がします。 |
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胴金に傷がつかないようにテープなどで保護します。 |
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ヤスリなどで残ったキルクを削り取ります。 |
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保護テープをとり上管と下管のだいたいの「あたり」をとります。 |
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| 5. |
削りかすを綺麗に吹き飛ばします。 |
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| (6.7.は綺麗にするために行っているので特に必要ありません。) | |
| 6. |
下管のジョイント部の小口の塗料を磨きます。 |
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| 7. |
下管の小口を塗ります。 |
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| 8. |
キルクの内側の面にゴム系ボンドを塗ります。 |
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| 9. |
下管にも同じゴム系ボンドを塗ります。 |
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| 10. |
少し乾かし(触っても手につかないくらい)、引っ張りながら貼ります。
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| 11. |
良く押さえて継ぎ目を合わせます。 |
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| 12. |
余った部分を削り取ります。 |
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